都ファミリー

 

都ファミリー通信

 

 

「がん予防の食事」
がんは、我が国最大の死因で生涯のうちがんにかかる可能性は、男性の2人に1人、女性の3人に1人とされています。

がん予防の大切な要素に栄養バランスのとれた食事をとることが重要となります。

また、がんを防ぐには、塩分の取り過ぎに注意し緑黄色野菜をとりながら変化のある食生活が大切です。

1食あたりの栄養価
主食 ごはん100g、 168kカロリー
主菜 ささみのチーズ焼き 163kカロリー
副菜 きのこの野菜サラダ 50kカロリー
汁物 野菜と魚のカレースープ 82kカロリー
計463kカロリー

「がん予防のポイント」

緑黄食野菜は1日100g以上摂るのが望ましい。ほうれん草や小松菜などの葉野菜、人参、ピーマン、かぼちゃなどいろいろな種類を組み合わせて摂るように心掛ける。
食物繊維は発がん物質や悪いコレステロールを吸着して体の外に出す働きがあり、便秘予防にも効果的です。
ビタミン類のなかでも、ビタミンA・E・Cはがん予防のエースと呼ばれる優れものです。同じものばかり食べないように心がけ、野菜などを積極的に摂るようにしよう。

 

「がんについて知ろう」
手術療法は局所療法として、1カ所に固まって発生する固形がんに対して行われるが、リンパ節転移などの恐れから、臓器をかなり切除することもある。ところが昨今、乳がんにおいては「乳房温存療法」が主流になりつつある。

最近では、術後の化学療法や放射線療法なども加えて再発を減らすことも可能になった。
消化器系の大腸がん手術の進歩も著しい。

内視鏡の開発、検診技術の進歩で、早期に発見できるようになったばかりか、内視鏡治療で完了するケースも増えてきた。
転移の可能性のない「粘膜内がん」はもちろんのこと、粘膜に浸潤していても、浸潤が浅く、リンパ管などへの侵入が認められないがんなら、内視鏡によ切除で治療を終了する方向にある。


胃がんでは、プロ野球、王貞治監督の手術でも脚光を浴びた「腹腔鏡手術」が注目される。

腹腔を小さく切開し、小孔から手術器具を挿入して行うので、出血が少なく回復も早い。近年、低侵襲手術の典型ともいわれ、胃・大腸・子宮・腎がんなど、ほとんどすべての腹腔内がんに行われるようになったが、かなりの経験、技術的な習熟が必要だそうだ。

いまだに開腹手術の確実性や優位性を唱える医師たちも多いのである。


最先端の画像診断技術
がんの救命率を上げるのに、早期発見・早期治療が重要なことは、間違いない。

通常のがん検診で見過ごされがちな微小ながんでも映し出す最先端の画像診断技術が、長足の進歩を遂げている。
がんの種類によっても違うが、がんが進行しⅢ期、Ⅳ期で発見されると、その5年生存率は、グッと低くなる。

従来の単純X線撮影で診断できるのは、比較的大きい病巣だけなので、早期発見の切り札として、近年、最新テクを応用したPET(陽電子放射断層撮影)やCT(コンピューター断層撮影)、MRI(磁気共鳴画像法)が次々と実用化されてきたのである。
PETは、がん細胞がブドウ糖を栄養として取り込む性質を利用して、放射性物質を張り付けたブドウ糖薬剤(FDG)を注射し、体内での集積具合を診て病変を診断する。

しかし、泌尿器系のがんは、FDGが尿中から排出されてしまうので有効でない。

従って、がんの中でも保険適用を受けられるのは、大腸がん・肺がん・頭頸部がん・脳腫瘍・膵臓がん・卵巣がん・子宮(頸)がん・悪性リンパ腫などに限定されているのである。
PETは受診者は検査時間が短縮されるなどメリットも多いが、検診目的だけでは保険適用されず、10万円前後の費用がかかる。

 「がん検診」の現状
検診が大事なのは、がんが早期に見つかるからである。
ところが、がん検診が普及してきたにもかかわらず受診率は一向に上がらない。
20、30代で乳がん以上に増えているのが子宮頸がん。毎年約7000人が罹患し、年間死亡者数は約2500人に及んでいる。子宮頸がんのピークは30歳代だが、最近の受診者は、50歳以上の方が多い。
子宮頸がんは死亡数が減少していたのに、平成7年から反転、特に上皮内がんが20歳代を中心に著しく増加。
検診の現状を見ると、受診率は30%に満たず、平成17年度の自治体検診では、全国平均18・9%、人間ドッグなどを含めても7〜8割の人が検診を受けていない。
子宮頸がんは、初期でも不正出血といった自覚症状はほとんどないが、症状が出て子宮頸がんとわかった時点では、大半がⅡ期を迎えていて治療も難しくなる。それを未然に食い止めようというのが検診だ。
子宮頸がんには細胞診という感度の良い検診方法があり、DNA検査を組み合わせれば、ほぼ100%見つけることができる。

予防できるがんに対しては、知識を見につけ、未然に対処していきたい。

 

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